劇団ララライでの稽古の帰りに、ファンと称するキモおやじに拉致されてしまった黒川あかね。

キモおやじの目的はもちろんあかねの体。

「いつも劇場であかねちゃんだけを見てたんだよ。良い身体してるよねぇ。ほどよく胸が大きくてスタイルが良いよねぇ。」

「もしあかねちゃんが嫌々ではなく、彼氏とエッチするように私としてくれるんなら解放してあげるよ。」

逃げる隙は無く、この男の要求を受け入れるのが最善だとあかねは考えた。嫌がったとしても、どうせ無理やり犯される。

どうせ犯されるなら、キモおやじを愛する女性を演じて気持ちよくセックスをして開放してもらうのが一番。

だが、その判断は間違っていた。
キモおやじを愛する女性になりきることで、セックスの快感の虜になってしまったあかねは解放してもらうことなんてどうでもよくなってしまうのだった。