レムが踊る姿は、まるで宝石箱が開いたようだった。艶やかな髪が揺れ、しなやかな体でリズムに乗る姿に、僕は思わず息をのんだ。

ダンスが終わった後、レムは少しだけ息を切らしながら僕を見上げてきた。その瞳は、今までの何よりも輝いていた。

「レム、君のダンス、本当に素敵だったよ」 そう言うと、レムは照れながら微笑んだ。

自然と、僕はレムを抱き寄せた。彼女の体温が僕を包み込み、高揚感が全身を駆け巡る。

「レム、ご褒美に何かしてあげようか？」 そう囁くと、レムは少しだけ目を大きく見開いた。

そして、二人はベッドへと向かった。